決勝PK献上で退場のインテル長友 伊メディアは低評価も「幻覚が見えた」と審判団を批判

トリノに1-2と敗戦も採点は5.5点 PK&退場判定も「彼は被害者」

 インテルの日本代表DF長友佑都は、3日のトリノ戦に先発出場したものの後半27分に決定的な得点機会の阻止で一発退場。1-2と痛恨の逆転負けを喫したゲームで、決勝のPKを献上してしまった。とはいえ、そのPKの判定は相手FWアンドレ・ベロッティによるシミュレーションの疑惑も色濃く、イタリアメディアの採点も低評価ながらその点に触れたものになっている。

 インテル専門のニュースサイト「FCインテルニュース」は、ホームで敗戦したチームのサイドバックとしては異例の「5.5点」と長友を評価している。

「実直なパフォーマンスだった。いつもほどペリシッチとの関係が機能しなかったにしても、攻守にわたって気配りのあるプレーを見せた。そして、ベロッティのダイビングに関しては、グイド(主審)とバレリ(追加副審)に幻覚が見えただけ。彼は被害者である」

 後半27分、トリノFWマキシ・ロペスのポストプレーからFWアンドレ・ベロッティが抜け出そうとしたところで、長友が遅れて進路に入ってしまい、ベロッティへのファウルでPKの判定となった。さらに長友には決定的得点機会の阻止でレッドカードが提示され、退場処分となってしまった。このプレーで長友は接触を避けようと直前で急停止しているものの、ベロッティは勢い良く前方へ倒れ込んだ。同サイトでは、審判団には「幻覚が見えた」と評して長友を擁護している。

 

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