3位ローマと勝ち点8差に広がる

　数的不利に陥っても互角の戦いを見せていたインテルだが、さらなる悲劇が訪れる。同27分、再びトリノFWマキシ・ロペスのポストプレーからFWアンドレ・ベロッティに抜け出されそうになったところで、長友が遅れて進路に入ってしまい、ベロッティへのファウルでPKの判定となった。さらに長友には決定的な得点機会の阻止でレッドカードが提示され、退場処分となってしまった。

　同28分にこのPKをFWベロッティに決められ、トリノに2-1とリードした。9人となってもインテルは反撃に出る姿勢を見せ、アディショナルタイム5分のCKにはGKサミル・ハンダノビッチも攻撃参加してゴールを奪いにいったが、同点ゴールとはならず。試合はこのままのスコアで終了した。

　今節、3位ローマがラツィオとのダービーマッチを制して勝ち点を63に伸ばしたが、インテルは同55のまま。残り7試合で勝ち点8差と、CL出場権を獲得できる3位以内への進出はかなり厳しい状況になった。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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