インテル長友がトリノ戦で一発退場 チームも痛恨の敗戦でCL出場権獲得に暗雲

劣勢の後半27分に相手の決定機を阻止 PKを献上して決勝点を許す

 インテルの日本代表DF長友佑都にとって、厳しい1日になってしまった。3日の本拠地トリノ戦で左サイドバックとしてスタメン出場した長友は、後半27分に相手の決定機を阻止したとして一発退場の処分が下された。試合もトリノに1-2と逆転負けを喫し、来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権を得られる3位以内の確保へ暗雲が立ち込めた。

 インテルは引いて守りを固めるトリノに対して、首尾よく先制に成功する。前半16分、MFマルセロ・ブロゾビッチのミドルシュートをスライディングでブロックに行った相手DFが、後ろ手でシュートをストップしてしまいハンドの判定。これでPKが与えられ、FWマウロ・イカルディがゴール右に決めて同17分に1-0とリードを奪った。

 その後も前半は完全にインテルのペース。左右にボールを散らしながら攻撃を仕掛けていった。その一方で、決定機らしい決定機を作り出すことはできず、1-0のまま前半を終えた。

 後半に入ると、インテルには厳しいゲーム展開になった。まずは後半10分、トリノのFWマキシ・ロペスのポストプレーから左サイドを猛然と駆け上がったMFクリスティアン・モリナーロに決められ1-1の同点に。その2分後、インテルはDFミランダがこの日2枚目のイエローカードを受けて退場処分となり、10人での戦いを強いられる形になった。

 

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