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2021年クラブW杯、中国から日本開催に変更の理由とは? 田嶋会長が説明「日本が育ててきた」
2021年クラブW杯は日本開催で決定 「JFA100周年の記念の年ということも…」
国際サッカー連盟(FIFA)は現地時間4日に評議会を開催し、2021年のクラブワールドカップ(W杯)は、現行フォーマットの7チームでの日本開催になると発表した。これを受けて5日、日本サッカー協会(JFA)の田嶋幸三会長がオンラインで囲み取材に応じ、日本開催となった理由を説明した。
当初、クラブW杯は2021年から各大陸から複数チームが出場し、24チームで優勝が争われる新フォーマットが予定されていた。しかし、現在の新型コロナウイルスの感染が広がる社会情勢を受け、21年のクラブW杯は各大陸王者6チームと開催国枠1チームの7チームによる現行のフォーマットで開催される。
開催時期は2021年末とされていることから、Jリーグが終了した12月の開催が濃厚だと見られる。日本開催は2015、16年の連続開催以来となり、16年にはJリーグチャンピオンシップ優勝から開催国枠で出場した鹿島アントラーズが準優勝していた。
今回、中国開催から日本開催へと変更になった理由について、田嶋会長が説明した。
「これまでも日本はクラブW杯開催で手を上げていたが、財政的なこともあって中国に決まった。今回は拡大バージョンではない(24チームではなく、7チームで実施する)ので、JFA100周年の記念の年ということもあり、日本でやりたいと言って頂いた。クラブW杯は日本が育ててきたとも言ってもらった」
現時点では未定ながら、有観客試合を目指す方向で、日本は来年予定されている東京五輪の開催で運営のノウハウがあることも加味されたようだ。
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)を制したクラブなど、世界的なビッグネームを擁するチームも出場するクラブ世界一を争う祭典が、5大会ぶりに日本へ戻ってくる。J1優勝チームが開催国枠として出場できることもあり、盛り上がりを見せそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)