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「すごく複雑な状況」 闘莉王、“浪人状態”香川真司に新たな可能性を提言「いいんじゃないかな」
闘莉王氏が公式YouTubeチャンネルで香川真司の去就問題に見解示す
スペイン2部レアル・サラゴサで契約満了となり、所属先なしという状況が続いている元日本代表MF香川真司。元日本代表DF田中マルクス闘莉王氏はかつて日本代表でともに戦ったプレーメーカーの去就問題で、2010年シーズン以来となるJリーグ復帰を呼びかけている。
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1998年に渋谷幕張高校へ留学するため単身で日本に渡った闘莉王氏。日本国籍を取得後、日本代表では2004年アテネ五輪、10年南アフリカ・ワールドカップ(W杯)で活躍。06年にJリーグMVPを受賞するなど、輝かしいキャリアを誇った。そして、昨年12月には現役引退後はブラジルで実業家として活躍する傍ら、YouTubeチャンネル「闘莉王TV」を開設。ブラジルライフを魅力たっぷりに発信している。
最新話のテーマは日本代表の栄光の10番を背負った香川だった。2部サラゴサとは契約をもう1年残しながらも衝撃の契約解除に。2018年ロシアワールドカップで日本代表のエースだった男が浪人状態となっている。
スペインリーグへのこだわりが常々取りざたされるプレーメーカーの苦境について、闘将は「すごく複雑な状況」と同情。だが、「勝負師として、サッカー選手として絶対成功してみせるという、その気持ちはすごく大切。その気持ちで時には、周りが見えなくなる」と分析した。
スペインリーグで成功する執念を評価しつつも、冷静に状況を判断することも大事と語った上で、「日本に戻って、日本サッカーを盛り上げたほうが香川にとってはいいんじゃないかなと思う」と闘莉王氏は話している。
2006年から10年までセレッソ大阪で活躍した香川はボルシア・ドルトムントに移籍後、大ブレークを果たした。31歳と働き盛りの香川だが、闘莉王氏はドルトムント時代に「小さな魔法使い」と称された男の10年ぶりのJリーグ復帰を熱く呼びかけていた。