ボローニャ冨安健洋、次なる難敵ルカク“封じ”なるか 指揮官は“弱気”「どうやって止めれば…」
ボローニャは5日に強豪インテルと対戦 ルカク相手に指揮官「私では止められなかった」
日本代表DF冨安健洋が所属するイタリア・セリエAのボローニャは、現地時間5日のリーグ戦で強豪インテルと対戦する。ボローニャのシニシャ・ミハイロビッチ監督は相手エースのベルギー代表FWロメル・ルカクについて「リングの上だったら止められたかもしれないが…」と、記者会見で話した。イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が報じている。
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ボローニャは前節に42試合ぶりの無失点で試合を終えた。冨安をはじめ最終ラインの選手たちの評価が決して低いわけではなかったが、欧州5大リーグのワースト記録を更新するなど厳しい時期でもあった。それを止めたボローニャに立ちはだかるのが、相手エースのルカクだろう。現在のサッカー界において、いわゆる“重量級FW”のカテゴリーではトップクラスにある。
そのルカクをどう止めるのかと問われたミハイロビッチ監督は、現役時代にセリエAの強豪ラツィオや対戦相手のインテル、サンプドリアといったクラブで活躍してきた名手だが「私では止められなかっただろうね」と、その力を認めた。
「私より強くて速くて体格も良い。まあ、リングの上だったら止められたかもしれないが…。“反則技”が許されないサッカーのピッチでは、どうやって止めれば良いのかは分からない」
指揮官がそれだけ高く評価する相手エースと冨安は対峙することが目される。ボローニャにとっての朗報はチリ代表MFガリー・メデルが復帰できそうなこと。指揮官は「中盤でも最終ラインでもプレーできる」と話すが、「冨安とダニーロ(・ラランゲイラ)を助けるために彼らの前でプレーさせるか」という質問には否定的で、「助けるなら彼らの後ろ(リベロの位置)だろうが、その考えはない」と話した。
これまでにもACミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチやユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドと対峙してきた冨安だが、ルカクを封じ込めることができればその評価は一気に高まるはずだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)