「理由をどう説明したら…」 ユナイテッドFW、フリーでの決定機逸を英メディア糾弾
マルシアルがパリ・サンジェルマン戦で決定機を逃し、チームも敗戦を喫する
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーググループステージ第5節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦。1-3の敗戦を喫したなか、ビッグチャンスを逃したフランス代表FWアンソニー・マルシアルのプレーが槍玉に挙げられている。
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ユナイテッドは第4節までを終えて3勝1敗と悪くない戦績でPSG戦を迎えたが、前半6分に先制点を奪われると、一度は同点とするものの、後半24分にも失点して再びリードを奪われる展開に。さらにブラジル代表MFフレッジが退場処分を受けて劣勢に陥ると、後半アディショナルタイムにも1点を追加され、1-3の完敗となった。
2失点目とフレッジの退場がターニングポイントとなったことは間違いないが、一方でそれより前にユナイテッドにはチャンスがあった。1-1の時間帯、マルシアルが2度にわたってペナルティーエリア内でほぼフリーな状態からシュートを放ったものの、決めることはできなかった。
結果的にチャンスを得点につなげられず、ユナイテッドは2失点目とフレッジの退場という負の連鎖に吸い込まれていった。英地元紙「マンチェスター・イブニング・ニュース」は「アンソニー・マルシアルは偉大なユナイテッドのストライカーとして求められることをできていない」と見出しを打ち、決定力の欠如を糾弾。そのプレーを次のように表現している。
「このフランス人は、12月のマンチェスターよりも寒い状況を簡単に作り出せる。ユナイテッドのFWとしてのプレーは、急激に失速した。チャンスメークはワールドクラスだが、それもここ最近は上手くいっていない。肩を落としがちで、表情も変わってしまった。ゴールから遠ざかり、自信も失くしている」
また、英メディア「スポーツ・バイブル」公式インスタグラムは「ここからマルシアルが外した理由を子供たちにどう説明したらいいんだ…」と綴り、マルシアルが外す直前のシーンをスクリーンショットで公開。コメント欄では「マルシアルにはがっかりだ」「過大評価されている選手」「もう放出したほうがいい」などと反響が寄せられていた。
マルシアルとしては信頼を裏切る結果となってしまい、チームもグループ首位こそ維持したものの、ラウンド16進出決定は遠のくこととなった。ここで失った信頼は、結果で取り戻すしかないだろう。