久保建英、EL5戦連続先発も…得意の右サイドで不発 ビジャレアルは1-0勝利でGS突破
敵地でのスィヴァススポル戦に先発出場、低調なチームのなかで輝けず
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は現地時間3日、UEFAヨーロッパリーグ(EL)グループステージ第5節スィヴァススポル(トルコ)戦に5試合連続で先発出場。得意の右サイドでのプレーとなったが得点に絡むことはできず、後半13分にベンチに退いた。試合は1-0で終了し、グループ2位以内を確定させたビジャレアルが決勝トーナメント進出を決めている。
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スペイン2年目の久保は、今季保有元のレアル・マドリードからビジャレアルに期限付き移籍。リーガ・エスパニョーラではここまで全11試合に出場しているものの先発はわずか1試合で、プレー時間も189分間にとどまっている。一方、ELではグループステージ4試合すべてに先発。ここまで1得点3アシストの成績を残していた。
リーガ第11節のレアル・ソシエダ戦(1-1)から中3日で迎えた敵地でのELに向けて、ウナイ・エメリ監督は久保を再びスタメンで起用。ここまで3勝1分でグループI首位に立つビジャレアルは、勝ち点差4の3位スィヴァススポルに対して引き分け以上で2位以内が確定し、グループステージ突破が決まる。
久保は得意の右サイドハーフで先発。MFサムエル・チュクウェゼが左サイドに回った。序盤からビジャレアルがボールを保持する展開となり、前半8分には久保が蹴った左CKからFWフェルナンド・ニーニョがすらし、ファーサイドのDFフアン・フォイスが決定機を迎えたが、右足でのシュートはゴール右へと外れた。さらに同19分、左サイドからのクロスをMFフランシス・コクランがヘディングで合わせるも、シュートはゴール左ポストを直撃した。
その後もビジャレアルがボールを保持するが、主力不在のメンバー構成も影響し、なかなか崩せない展開が続いていく。同36分、左サイドからカットインしたMFアレックス・バエナがコントロールショットを放つもゴール右へと外れた。
重苦しい雰囲気はハーフタイムを挟んだ後半も変わらず。ボールこそ保持するものの、相手ゴール前でのプレーに精度を欠いた。すると後半13分、久保はMFジェレミー・ピノと交代。インパクトを残せないままピッチを後にした。
試合はその後、同30分にチュクウェゼが決勝ゴールを決めて1-0と勝利。勝ち点を13に伸ばしたビジャレアルが、決勝トーナメント進出を決めた。
(FOOTBALL ZONE編集部)