「かっこよすぎ」 京都MF、頭脳的インターセプト→“40m独走弾”に反響「最高峰のゴール」
京都MF仙頭、長崎戦で鋭い読みから単独カウンター弾を叩き込む
京都サンガF.C.は2日に行われたJ2リーグ第38節でV・ファーレン長崎とホームで対戦し、2-1と勝利した。J1昇格争いを繰り広げる3位長崎から勝ち点3を奪ったなか、前半34分にMF仙頭啓矢が決めた鮮やかな決勝ゴールが話題を呼んでいる。
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實好礼忠監督の下で2010年以来のJ1復帰を目指した今季の京都は、前半戦を5位で折り返したものの、その後も勝ち点は伸び悩み第36節ヴァンフォーレ甲府戦に1-1で引き分けて昇格の可能性が潰えた。そのなかで迎えた長崎との一戦、意地を見せたい京都が先にスコアを動かす。前半25分、FWピーター・ウタカのシュートが相手DFに跳ね返ったところをMF曽根田穣が右足を一閃。相手に当たったボールがネットに吸い込まれて1-0とした。
この1点で長崎が前がかりになるなか、京都MF仙頭が魅せる。長崎はハーフウェーライン付近まで最終ラインが上がってビルドアップ。長崎DF二見宏志が、センターサークルの左から中央に横パスする瞬間を仙頭が見逃さなかった。二見が蹴る前からパスコースを読んでいた仙頭は、ボールが出た瞬間にトップスピードに入り鮮やかにインターセプト。そのまま敵陣を約40メートル独走すると、最後は相手GK徳重健太との1対1を冷静に制して2-0とした。
この独走カウンターの映像を、Jリーグ全試合をライブ配信する「DAZN」公式ツイッターが「一瞬の隙を突き#仙頭啓矢が追加点!」と綴って投稿。返信欄や引用ツイートでは、ファンが「スーパー仙頭」「ハンパない」「かっこよすぎてやばいわこれ」「最高峰のゴール!!」など称賛の声を上げたほか、昨季まで3年間京都でプレーし、今季J1の横浜F・マリノスに完全移籍するも、9月にレンタル復帰した経緯を踏まえて、「マリノス関係者は見ないでください」「どこにも行かないで…」と懇願するようなメッセージを送るファンもいた。
かつて京都橘高校で全国高校サッカー選手権の得点王を獲得した“スター”だけに、人気は抜群。来季も紫のユニフォームを着てともに戦えることを、多くのサポーターが願っているようだ。