「PSGの怒りが爆発」 ユナイテッドMF、相手選手への“頭突きの瞬間”に英注目「レッドを要求」
マンUはPSGに1-3で敗戦 フレッジは退場処分に
マンチェスター・ユナイテッドは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第5節でパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し、1-3で敗れた。ブラジル代表MFフレッジの退場処分が試合に影響を及ぼしたが、1枚目のイエローカードが提示された相手選手への頭突きに英メディアが注目している。
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勝利すれば決勝トーナメント進出を決めることのできるユナイテッドは新加入のウルグアイ代表FWエディンソン・カバーニを先発で送り出し、古巣対決を実現させた。しかし、1-1で迎えた後半24分に相手DFマルキーニョスに勝ち越しゴールを許すと、その直後、フレッジが相手MFエレーラへのタックルで2枚目のイエローカードを受け、退場処分が命じられた。
ビハインドの状況下で数的不利となり、一気に劣勢を強いられたユナイテッドは、後半アディショナルタイムに相手FWネイマールにトドメとなる3得点目を与えて万事休す。1試合を残し、勝ち点9でユナイテッド、PSG、ライプツィヒの3クラブが並ぶ三つ巴状態となった。
フレッジの退場が試合結果にも響くことになったが、英紙「ザ・サン」は「フレッジは頭突きによるレッドカードを回避したが、スールシャールも愚かな行為であったことを認めた」と見出しを打ち、前半22分の場面に注目。フレッジが相手MFレアンドロ・パレデスと口論の末に、頭突きをお見舞い。VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)の確認の結果、主審はイエローカードを提示した。
記事では、「PSGのチームメートはレッドカードを要求し、揉め合いに気づいていなかった主審はモニターを確認したが、フレッジに見せたのはイエローカード。PSG側のベンチでは怒りが爆発した」と説明している。もしこの蛮行により一発退場となっていた場合、ユナイテッドにとってさらに悲惨なシナリオが待っていたかもしれない。