リバプール新戦力FWは「驚きだった」 元祖“ワンダーボーイ”が絶賛「最高の契約」
ここまで公式戦9得点のジョッタを称賛 「これほどの活躍を予想することは…」
プレミアリーグは、シーズンの約3分の1にあたる10節を消化し、トッテナムが首位、昨季王者のリバプールが2位となっている。かつてリバプールなどで活躍し、元祖“ワンダーボーイ”として知られる元イングランド代表FWマイケル・オーウェン氏は、序盤戦を終えて今季の補強を診断し、古巣に加入したポルトガル代表FWを絶賛した。英紙「メトロ」が報じている。
夏の移籍市場の最終盤に、ウォルバーハンプトンからリバプールに加入したポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタ。リバプールの前線にはセネガル代表FWサディオ・マネ、ブラジル代表FWロベルト・フィルミーノ、エジプト代表FWモハメド・サラーがいるため、新加入選手がフィットするには時間がかかると思われた。
しかし、ジョッタは今季の公式戦で15試合に出場し、早くも9得点を挙げる活躍を見せ、フィルミーノからポジションを奪おうとしている。この活躍を受け、オーウェン氏は「誰もが、現在ピッチで見せているこれほどの活躍を予想することはできなかったはずだ。今シーズンのここまでで最高の契約と言わざるを得ないだろうね」として、次のように称賛の言葉を送っている。
「あのスピードは驚きだったと、認めなければいけない。彼は私が称賛していたよりも、はるかに速かった。アタランタ戦の彼は電撃のようだった。さらに落ち着いていて、多くの相手をパニックさせる。ちょっとしたスペースを与えると、シュートを打たれてしまうんだ。すでに頭、右足、左足とすべての箇所でゴールを決めている。周囲との連携も素晴らしい」
なお、リバプール地元紙「リバプール・エコー」によれば、4100万ポンド(約57億円)の移籍金でリバプールに加入したとされるジョッタは、加入後3か月ですでに7520万ポンド(約104億円)まで市場価値を上げたという。このペースで活躍を続ければ、シーズン終了時にはさらに価値が高まっているはず。果たしてジョッタは、どこまで評価を高めるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)