横浜FM指揮官は「欧州行きの先駆者でなければ」 ステップアップを海外指摘「アジア史上で最高」
来季続投が発表されたポステコグルー監督 母国メディアは「大きな仕事への突破口となる」
横浜F・マリノスは現地時間1日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)グループステージ第5節で全北現代(韓国)と対戦し、4-1で快勝を収めた。クラブ史上初の決勝トーナメント進出を決めたなか、アンジェ・ポステコグルー監督について海外メディアは将来の欧州挑戦を推奨している。
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引き分け以上でグループステージ突破の決まる横浜FMは序盤から主導権を握ると、前半17分にDFティーラトンが左足の強烈な一撃を叩き込み先制し、後半6分にはMFマルコス・ジュニオールが追加点を決めた。同8分にはPKで失点を喫するも、同26分にFW仲川輝人、同38分にオウンゴールでリードを拡げ、4-1で勝利を手にした。
クラブ史上初の決勝トーナメント進出へと導いたポステコグルー監督は翌日に来季続投が発表されたが、同指揮官の母国であるオーストラリアメディア「The World Game」は「ポステコグルーはオーストリア人として、欧州行きの先駆者でなければいけない」と見出しを打ち、近い将来の欧州挑戦に太鼓判を押している。
「ACLで成功を収める可能性はかなり高い」と横浜FMの優勝の可能性について触れつつ、「アジア史上で最高の指揮官になるだろう」と指摘。そして、「競争に勝つことで、欧州への道を切り開くだけでなく、より大きなリーグと大きな仕事への突破口となるだろう」と世界から注目を集める存在となることができると主張していた。
横浜FMでの成果は「もちろん(欧州での)成功を保証するものではないが、大きな支えにはなる。彼は50代半ばで、挑戦するとすれば、今がその時だ」として、“欧州挑戦”を推奨。昨季J1優勝を収め、今季ACLを制覇することができれば、近い将来にはポステコグルー監督の大きなステップアップもあり得るのかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)