「現実世界の翼」「ナカムラは美しかった！」など称賛止まず

　名門ユナイテッドを相手に、しかも名手ファン・デル・サールから敵地でのグループステージ第1節（2-3）の試合に続いてFKを叩き込んだことで、中村は“名FKキッカー”としてその名を世界に轟かせた。そのインパクトは14年の歳月が流れた今も生き続けており、投稿のコメント欄には「現実世界の翼」「ナカムラは美しかった！」「サムライ」「絶対ナカムラだ」「象徴的！」など中村のFK弾を推す声も多く見られた。

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　また、オーストラリアのスポーツ専門局「Optus Sport」公式ツイッターも、歴代のCLグループステージ第5節で生まれた芸術的なゴールに注目しており、「メクセスのとんでもないバイシクル、リバウドの象徴的なオーバーヘッド、ナカムラの異次元FK」と紹介している。

　各時代を代表する多くのスター選手が参戦してきたCLの長い歴史のなかで、大会公式がセレクトする8ゴールに入るというのは、並大抵のことではない。それだけ中村がセルティックの一員として、あの夜に残した功績は、日本だけでなく世界のサッカーファンを魅了するものだったようだ。