香川がドルトムントの窮地を救う同点弾! ブンデス100試合出場を祝う今季6点目で勝利に導く

ブレーメン戦に後半29分から出場 “ジョーカー”として3-2の逆転勝利に貢献

 ブンデスリーガ2位のドルトムントは2日、ホームでブレーメンと対戦し、激しい得点の奪い合いの末に3-2で勝利を収めた。後半29分から途中出場し、ブンデス通算100試合出場を果たした日本代表MF香川真司は、今季リーグ戦6点目となる貴重な同点ゴールを決めてチームに勢いをもたらすなど、出色のパフォーマンスを披露した。

 序盤から主導権を握ったドルトムントは、前半だけでシュート数で13対1とブレーメンを圧倒。しかし、ゴールネットを揺らすところまでは辿りつけずに、スコアレスで前半を折り返した。

 後半、均衡を破ったのはやはりエースの一撃だった。後半8分、カウンターからMFムヒタリアンのパスを受けたFWオーバメヤンがGKとの1対1のチャンスを得ると、チップキックでふわりと浮かした技ありシュートでGKを破る。これでオーバメヤンは今季23点目となった。

 しかし、ここから流れはブレーメンに移る。同24分、左CKのこぼれ球からDFガルベスがシュートを放つとMFカストロに当たってゴールイン。記録はオウンゴールで、1-1の同点となった。

 勝ち越しを狙うドルトムントは同29分、DFドゥルムに代えてブンデス100試合目の出場となる香川を投入。しかし、その直後にブレーメンに左サイドを破られると、最後はFWユヌゾビッチに決められ勝ち越しを許した。

 

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