元独代表ボアテング、自身を“追放”…レーヴ監督の続投支持 「正しい判断」「いい働きをするはず」
「EUROで良い働きをするはずだと確信」 ドイツ代表はスペイン戦で0-6と大敗
ドイツサッカー連盟(DFB)は、公式サイトでヨアヒム・レーブ監督の続投を発表した。レーブ監督が退任となれば、代表復帰の可能性もあったバイエルンの元ドイツ代表DFジェローム・ボアテングは、この判断を支持している。ドイツ紙「ビルト」が報じている。
UEFAネーションズリーグのスペイン戦で0-6という歴史的大敗を喫したドイツは、レーブ監督の進退問題へ発展していた。DFBから敗れたスペイン戦を含めた代表チームの分析報告を要求されていたが、あらためて来年に延期された欧州選手権(EURO)に向けて準備を続けていくという。
スペイン戦後には、レーブ監督が代表引退を突き付けたバイエルンの元ドイツ代表FWトーマス・ミュラー、同DFジェローム・ボアテング、そしてドルトムントの元ドイツ代表DFマッツ・フンメルスの3選手を、代表に呼び戻すべきという声も上がった。元ドイツ代表MFバスティアン・シュバインシュタイガーも、「ボアテング、ミュラーは、欧州で最高のチームで、三冠を達成した。彼らはトップチームで戦っており、高いクオリティを持ったドイツ人の選手たちだ。なぜ、代表から外す必要があるんだ?」と、疑問を口にしていた。
周囲からこうした声が挙がったなか、ボアテングはレーブ監督の続投決定後、ビルト紙に対しコメントを残している。
「正しい判断だと思う。ヨギ(レーブ監督の愛称)と彼のチームは、EUROで良い働きをするはずだと確信しているよ」
今年2月には、「ドアはまだ開いている」と発言し、ドイツ代表復帰への願望を口にしていたボアテング。今も自身を代表から外したレーブ監督に、再び招集されることを願っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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