CL史上初の女性主審が誕生へ すでにELなども経験…「もう一度歴史を作る」と海外注目
ステファニー・フラッパート氏がユベントス対ディナモ・キエフのカードを担当
UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で初の女性主審が誕生する。2019年の女子ワールドカップ決勝の主審などを担当したステファニー・フラッパート氏が現地時間2日に行われるユベントス対ディナモ・キエフの試合で笛を吹くことが決まった。英公共放送「BBC」をはじめ複数メディアが報じている。
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フラッパート氏はリバプールとチェルシーが激突した2019年のUEFAスーパーカップで主審を務め、UEFA主催の男子サッカー大会で笛を吹いた初の女性主審となった。すでにフランスのリーグアンやUEFAヨーロッパリーグでの主審も経験している。
そして、フラッパート氏は2日にトリノで行われるCLグループステージ第5節のユベントス対ディナモ・キエフ戦で主審を務めることが決定。男子CLでは史上初の女性主審となる。スペイン紙「AS」は「UEFAスーパーカップに続き、フラッパートがもう一度歴史を作る」とその快挙を称えている。
また「AS」紙によれば、リバプールのユルゲン・クロップ監督は19年のUEFAスーパーカップで主審を務めたフラッパート氏のジャッジに感銘を受けていたようだ。試合後には審判団に対して、次のようなコメントを残していたという。
「試合後(フラッパート氏ら)審判団と話した。『もし我々が彼らが笛を吹くのと同じようなプレーができれば、6-0で勝っていただろう』とね。彼らは素晴らしい試合をした。本当によかった。彼らにはまるで地獄のようなプレッシャーがあっただろう。これは歴史的な瞬間で、彼女たちはそこで冷静さを保っていた。インテンシティーの高い難しいゲームで彼女たちはそれをしなければならなかった。これ以上の尊敬はない。輝かしいほどのパフォーマンスだったよ」
(FOOTBALL ZONE編集部)