「成長続けている」 ブラジル人助っ人、Jリーグの環境を称賛 「多くのことが成熟している」
京都MFモッタが母国メディアへ現在の心境と日本サッカーの印象へ言及
J2京都サンガF.C.で2シーズン目を戦うブラジル人MFレナン・モッタは今季リーグ戦8試合(0得点)に出場中で、レギュラー定着へ異国の地で奮闘を続ける。そんな28歳の助っ人が、ブラジルメディアに対し日本サッカーの印象を語った。
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サントスFCの下部組織出身のモッタは、2011年に期限付き移籍先のウニオン・サンジョアンECでプロデビュー。同年6月にサントスでのトップデビューを果たした後、イトゥアーノFC、アラシャECなど数クラブへのレンタル移籍を経て、13年8月にアトレチコ・モンテ・アズルに完全移籍した。
その後、ECサンベント、フィゲイレンセFCなど母国クラブを渡り歩き、2019年シーズンから京都へ完全移籍。加入に際して、当時「オファーが来た時、早く決めたいという気持ちでしたし、日本でプレーすることは、ずっと私の希望でした」とコメントを残している。
移籍1年目は、J2で8試合(0得点)に出場。飛躍を期して臨んだ今シーズンもここまで8試合出場と、レギュラー定着には至っていないが、第17節のジェフユナイテッド千葉戦(2-0)では、前線からのプレスからボールを奪い、FWピーター・ウタカの先制点につなげるなど、Jリーグの環境下で徐々に馴染んでいる様子がうかがえる。
そんなモッタが、ブラジルメディア「VAVEL」に現在の心境や日本サッカーの印象を語っている。京都サンガF.C.は現在10位につけ、来季の昇格が消滅している状況となるなか、「今チームはこの先数週間で少しでも順位を上げ、良い戦いができるように努力している。この目標を達成するために、最大限に自分自身を捧げ続けたい」と、シーズン終盤戦への意気込みを語った。
さらに、「日本のサッカーは非常に組織化されている。ここではピッチ上で多くのことが成熟している。僕はそれを最大限に活用して、皆と一緒に進化し、成長し続けています」と続け、異国の地で確かな手応えを掴んでいる様子を示している。
モッタにとってJリーグは、選手キャリアを過ごすうえで、都合の良い環境のようだ。