浦和MFマルティノス、今季限りで退団へ クラブ公式発表…来季へ戦力大幅入れ替えも
2018年に横浜F・マリノスから移籍加入、今季はサイドハーフを主戦場にプレー
浦和レッズは30日、今季限りでMFマルティノスが契約満了により退団することを発表した。
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マルティノスは2018年に横浜F・マリノスから移籍加入、当時の堀孝史監督がウイングを配置したサイド攻撃を重視する戦術を標榜したことで、そのスペシャリストとしての期待がかけられた。しかし、堀監督が3月末には契約解除となったことでチームはシステムを3バックに戻し、活躍の場が限定された。
今季は大槻毅監督の下で4バックが採用されて得意とするサイドハーフのポジションが復活。シーズン序盤こそ出場機会が少なかったが、夏以降は浦和の攻撃陣の中でもゴールやアシストの結果を多く残していた。しかし、今季限りで契約満了による退団が発表された。
マルティノスはクラブを通じてサポーターへ感謝のコメントを発している。
「この3年間は、私の人生で最も困難な年月で、多くのことが起こりました。しかし、私は自分自身を信じ続けていました。そして、最近は試合にも出場しています。信念を持ち続けた理由は、ファン・サポーターのみなさんにいいゲームを見せて喜んでもらい、ゴールを届け、闘う闘志を、私の決して諦めない姿勢を見てもらうためでした。それらを私が貫き通せた最大の理由は、浦和レッズのファン・サポーターのみなさんの存在です。みなさんはいつも私を支えてくれました。だからこそ、ファン・サポーターのみなさんのために諦めることはできませんでした。この3年間の素晴らしいサポートに感謝します。みなさんのことは決して忘れません」
浦和は今季、新型コロナウイルスの影響で大幅な減収になることがすでに立花洋一代表取締役の取材対応などでも語られている。大槻監督の退任もすでに発表されているだけに、昨年末に打ち出された3年計画の初年度を終えるタイミングではあるものの、むしろ仕切り直しの大幅な入れ替えが発生しそうな気配だ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)