14位転落のアーセナル、過去39年で“最低” アルテタ監督も危機感「言い訳はできない」
ウルブスに1-2敗戦、開幕10試合で早くも5敗目
ミケル・アルテタ監督が率いるアーセナルは現地時間29日のプレミアリーグ第10節のウォルバーハンプトン戦に1-2で敗れ、14位に転落した。10試合終了時点での成績が過去39年で最低という不振に陥っている。
アルテタ監督の就任からまもなく1年となるアーセナルだが、本拠地でウォルバーハンプトンに1-2と競り負けたことで、早くも今季5敗目を喫した。10節終了時点での戦績は4勝1分5敗と黒星が先行する形で、勝ち点13の14位に沈んでいる。
英公共放送「BBC」によると、10試合終了時点での勝ち点としては1981-82シーズン(勝ち点12)に次ぐ低さで、過去39年でワースト記録となった。得点もわずかに「10」と寂しい数字になっており、アルテタ監督も「私の責任。言い訳はできない。改善が必要だ」と危機感を募らせている。
それでも、アルテタ監督は自身の去就に関する心配はしていないようだ。試合後には、次のように語っていたという。
「私が監督になると決めた時から、いつかは解任されたりクラブを去る日が来ることは分かっていた。だが、それが今から起きるかどうかは分からない。この職業では、いつかそれは起こる。だが、そのことを心配することは決してない。私の唯一の関心事は選手たちのベストを引き出し、クラブにできる限り最高のサービスを提供することだ」
近年稀に見るスロースタートとなったアーセナル。アルテタ監督はチームを立て直し、ボトムハーフから浮上することができるだろうか。
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