バッジョ、急逝マラドーナを“名画”になぞらえ追悼 「私たちはルーブル美術館で永遠に…」
90年W杯準決勝で対戦 「何世紀にもわたって残るだろうし、彼の偉大さを示す」
元イタリア代表のファンタジスタ、ロベルト・バッジョ氏が、先日に60歳で亡くなった元アルゼンチン代表のレジェンド、ディエゴ・マラドーナ氏に追悼のメッセージを送っている。イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じた。
【PR】ABEMA de DAZNでラ・リーガの久保建英など欧州サッカーの注目試合ハイライトを全試合無料配信!‘;
世界最高のスーパースターが心臓発作により60歳でこの世を去ったと報じられて以降、世界中に衝撃が走った。それに対し、7歳年下のイタリアが生んだファンタジスタは、世界的な名画になぞらえて追悼の思いを現した。
「私たち一人一人の人生はキャンバスのようなもの。ディエゴ・マラドーナは偉大なサッカー人生を描いた。私たちはルーブル美術館で、永遠にレオナルド・ダ・ヴィンチが描いたモナ・リザを称えることができる。将来の世代は、マラドーナがサッカー界に描いたものを称賛するだろう。何世紀にもわたって残るだろうし、彼の偉大さを示すだろう」
両者の直接対決と言えば、1990年のイタリア・ワールドカップ(W杯)の準決勝。まだ新進気鋭の若手だったバッジョに対し、4年前のW杯を制してすでに英雄となっていたマラドーナは、地元優勝の期待と連覇への期待をそれぞれ背負って相対した。バッジョはまさかのベンチスタートだったが、試合はアルゼンチンが勝利した。
この邂逅について「1990年のW杯準決勝と、ピッチで何度も彼に会ったことを今でも覚えている」と話すバッジョ氏は、「彼がこれから旅立つ永遠の静かな光の旅にサッカーボールを持っていくのを忘れないでほしい」と、メッセージを送った。
(FOOTBALL ZONE編集部)
page 1/1