バレンシアのネビル監督、華麗なる転身から一転 就任4カ月で解任の憂き目
16試合でわずか3勝
バレンシアのガリー・ネビル監督が、成績不振によって就任わずか4カ月で解任されたと、英国営放送「BBC」が報じている。
かつてイングランド代表と、マンチェスター・ユナイテッドで活躍した同氏は、昨年12月に解説者からバレンシアの指揮官へと転身を果たした。だが、リーグ戦16試合でわずか3勝と苦しんでいた。ネビル氏は残留を求めたが、「解任を要求された。われわれは結果の世界で生きている」と語ったという。
イングランド代表コーチも兼任しており、今回の英代表のドイツ、オランダとの親善試合にも帯同していた。
暫定監督には、元リバプールのアシスタントコーチを務めていたパコ・アイスタラン氏が就任する方針だという。一方、ネビル氏の実弟のフィル・ネビル氏はコーチとして残留することになるもようだ。
イングランドやマンUなどで指導者としてのキャリアが期待されたネビル氏だが、スペインのビッグクラブでいきなりの挫折スタートとなった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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