【ACL帯同記】横浜FM、カタール遠征の裏側 コロナ禍の異国で痛感した“サッカーができる幸せ”

カタールに無事に到着しチームバスに乗り込みホテルへ移動【写真提供:横浜F・マリノス】
カタールに無事に到着しチームバスに乗り込みホテルへ移動【写真提供:横浜F・マリノス】

昨日の敵は今日の友!? FC東京、神戸の運営担当と再会

 長時間のフライトを経て、チームは現地時間の早朝5時にカタールのドーハ・ハマド国際空港に到着しました。到着直後の流れも、もちろんいつもとは違います。PCR検査→イミグレーション→バゲージクレーム対応→空港外へ、という流れ。セキュリティ面を考慮し、写真撮影は自粛しましたが、空港内は感染症対策を徹底したゾーニングや導線の設定がされており、「このセパレート分けは日産スタジアムでも流用できる!」など、運営担当ならではの考えを張り巡らせながら各セクションを通過、無事にチームバスに乗り込んでホテルへ向かいました。

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ホテルに入る際にはしっかり消毒をして感染対策を行った【写真提供:横浜F・マリノス】
ホテルに入る際にはしっかり消毒をして感染対策を行った【写真提供:横浜F・マリノス】

 空港からは30分ほどでホテルに到着。入口では霧状の消毒液を鞄に吹きかけてもらいました。日本ではあまり見かけない光景だったので驚きましたが、目に見えないウイルスに対し、できる対策をすべて実施する姿勢は非常に勉強になりました。

ヴィッセル神戸とFC東京の運営担当者と偶然合流した時の様子【写真提供:横浜F・マリノス】
ヴィッセル神戸とFC東京の運営担当者と偶然合流した時の様子【写真提供:横浜F・マリノス】

 実は、同便のフライトで一緒だったヴィッセル神戸の運営担当と、すでに前日にカタール入りしていたFC東京の運営担当とたまたま合流。普段は対戦相手という形でお会いする間柄ですが、今回に関しては異国の地でのセントラル開催ということもあり、2人の顔を見たら、なんだかホッとした気分になりました。改めて写真を見ると、ロングフライトを終えたばかりの神戸の運営担当と私、そして一晩ホテルで休んだあとのFC東京の運営担当。3人の表情のコントラストが良い感じですね。

 ホテル到着時は簡易的なウェルカムセレモニーを開いていただきました。ですが、その内容は、宿泊の注意点が記載された資料を受け取るというものでした(苦笑)。「セレモニーとはなんぞや」という疑問はさておき、この状況下において、異国から来た人々を迎え入れるということはホテルスタッフも相当な不安を感じているはずです。ですが、そのような素振りは一切見せずに、笑顔で「ウェルカム!」と言っていただいたことは、数日経った今でも本当に感謝しています。

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