元英代表FW、故障者続出のリバプールを絶賛 連覇“疑問視”の声を一蹴「しっかりと証明して見せた」
レスター戦で2得点のジョッタについて「彼がやったすべてのことがとてもとても特別」
プレミアリーグ王者のリバプールは、故障者が続出している。そのため、リーグ連覇を疑問視する声が高まってきた。だが、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏は、マンチェスター・シティ、チェルシー、トッテナムら、ライバルクラブとの違いを見せていると指摘した。オーストラリア・メディア「Optus Sport」のコメントを地元紙「リバプール・エコー」が報じている。
リバプールは今季、最終ラインのオランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメス、スペイン代表MFチアゴ・アルカンタラ、イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、イングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンが負傷した。それでも、22日に行われた第9節のレスター・シティ戦では、3-0の快勝を収めている。
この結果を受けて、シアラー氏は「疑いなく、リバプールは倒すべきチームだよ。彼らは答えなければいけない問いかけをされていた。私たちを含めた人々が『どう乗り切るんだ?』と思っていた。彼らにとって難しいことでもあるが、素晴らしいパフォーマンスを見せた。ファン・ダイク、ゴメス、トレントの不在は大きい。それでも、この試合で見せた成果は、他クラブに考えさせるだろう。だからこそ、彼らは優勝候補なんだ。非常に印象的だった。彼らはしっかりと証明して見せたんだ。シティ、チェルシー、レスター、トッテナム。他のどのクラブも、7人の主力を欠いて、このリバプールのような試合はできないだろう」と、負傷者が続出したなかで好調のレスターを破ったリバプールを称賛した。
なかでもシアラー氏は、2点目を挙げる活躍を見せたポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタの活躍について「マン・オブ・ザ・マッチはジョッタだ。彼が成し遂げたすべてが、とてもとても特別だった」と絶賛した。
この試合の結果、トッテナムにと勝ち点20で並び2位に並んでいるリバプール。現地時間25日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグ第3節アタランタ戦では0-2の完敗を喫したが、シアラー氏の予想通りに、タイトル争いを引っ張るだろうか。