元アルゼンチン代表FWテベス、今季限りで引退へ 現地報道「父が健康上に問題を抱えている」
20年に及んだキャリアを終え、現役引退後は政治家へ転身と報じられる
アルゼンチン1部ボカ・ジュニアーズの元アルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、今シーズン限りで現役を引退するという。アルゼンチンメディア「エル・デスタペ」が報じている。
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テベスは2001年にボカ・ジュニアーズのトップチームでプロのキャリアをスタートさせ、その後、ブラジルのコリンチャンスを経てからイングランドへ。ウェストハム、マンチェスター・ユナイテッド、マンチェスター・シティで活躍したのちにイタリアへ渡り、ユベントスでもプレーした。
その後、2015年に一度は古巣のボカに復帰したが、中国の上海申花へ移籍。当時の週給は73万ユーロ(約9000万円)とされており、世界最高給を受け取っているとして話題にもなった。2018年に中国からボカに2度目の復帰を果たし、現在も活躍を続けている。だが、今シーズンのコパ・リベルタドーレスが終わる2021年1月には現役を引退すると、現地で報じられた。
記事によると、「引退にはいくつかの理由があるが、そのうちの一つはテベスの父が健康上に問題を抱えているため」だという。
マウリシオ・マクリ元アルゼンチン大統領が結婚式に訪れるなど、深い親交のあるテベスは、政治家への転身も視野に入れているとされる。だが、まずはボカの会長復帰を目指すマクリ氏の手助けをするとされており、次の会長選では現在、クラブの第二副会長を務めている元アルゼンチン代表MFフアン・ロマン・リケルメ氏と争う可能性もあるようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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