「上手すぎでしょ」 元日本代表FW玉田、“GK無力化”ミドル弾に反響「40歳とは思えない」
J2長崎の40歳FW玉田、松本戦で鋭い反転からゴラッソを叩き込む
J2で熾烈な昇格争いを演じるV・ファーレン長崎は25日、ホームでの第36節で松本山雅FCと対戦し、後半アディショナルタイムの失点により1-1で引き分けた。徳島ヴォルティス、アビスパ福岡との三つ巴の争いを繰り広げるなかで痛恨のドローとなったなか、前半に生まれた元日本代表FW玉田圭司の華麗な一撃が反響を呼んでいる。
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前節終了時点で3位の長崎は、本拠地トランスコスモススタジアム長崎に松本を迎えた。J1昇格争いが白熱するなか、手倉森誠監督は玉田を2試合ぶりにスタメン起用。40歳のベテランFWは、その期待に応えてみせる。
前半41分、敵陣の中央左寄りからペナルティーエリア内に侵入した長崎は、FW富樫敬真の落としがずれるもMF氣田亮真、MF名倉巧とつないで玉田がペナルティーエリア内でゴールを背にしてボールを受ける。玉田は一度、自陣方向に戻る形で名倉とクロスをするようにして中央を向くと、次の瞬間、振り向きざまに左足を一閃。ゴールまで約20メートルの距離があったが、強烈なミドルシュートは相手4選手の間を抜けてゴール左隅へ。不意を突かれる格好となった松本GK村山智彦は反応しきれず、ボールを見送ることしかできなかった。
このゴールを長崎公式ツイッターが速報すると、返信欄や引用ツイートで「スーパーゴール」「そこ打ちますか」「40歳とは思えないゴール」などとファンが反応。さらにJリーグ公式ツイッターがゴール動画を公開すると、こちらにもファンから「凄いシュート!!」「やっぱカッコイイわ!」「上手すぎでしょ」「相変わらずキックがえげつない」といった感嘆の声が寄せられていた。
長崎はその後、勝ち点3獲得に限りなく近づいたものの、後半アディショナルタイムに痛恨の失点。1-1の引き分けに終わり、2位福岡との勝ち点差は「3」のままとなった。残り6試合となったJ1昇格争いは、果たしてどんな結末を迎えるのか。ここまで20試合5得点の成績を残している40歳FW玉田の経験が、勝負どころで再び輝くかもしれない。