“バスケ界の神様”の顧問弁護士がサポート

　元ブラジル代表FWでサッカーの王様と呼ばれるペレ氏が、肖像権を不正利用した韓国企業に対して3000万ドル（34億円）の賠償請求をしたことが明らかになった。米スポーツ専門番組「ESPN」が報じている。

　ワールドカップを３度制した伝説的ストライカーは、サムソン社が米紙「ニューヨーク・タイムズ」に掲載した広告に訴えを起こした。同社は、シザースをトレードマークとしていたペレ氏と、「非常に酷似した」写真を掲載したという。

　ペレ氏側は3月16日、消費者にサムソン製商品の後押しをしていると混乱させるとして提訴したとリポートされている。

　ペレ氏の弁護士を務めるフレデリック・スパークリング氏は、「目的は、ペレ氏のアイデンティティーを無許可で利用した正当な賠償金の支払いで、将来的な使用を妨げるため」と語っている。

　スパーリング氏は、バスケットボールの伝説的名手マイケル・ジョーダン氏の顧問弁護士も務め、凄腕で鳴らす存在だという。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images