男子MVPはメッシ、レバンドフスキらが選出　プスカシュ賞にはソン・フンミンの衝撃弾もノミネート

　国際サッカー連盟（FIFA）は25日、2020年度の「THE BEST FOOTBALL AWARDS（ザ・ベスト・フットボール・アウォーズ）」の各部門の受賞候補者を発表した。日本人選手では、女子フィールドプレーヤー部門でなでしこジャパンのMF熊谷紗希（リヨン）が名を連ねた。

　熊谷の所属するリヨンは、昨季UEFA女子チャンピオンズリーグ（CL）で史上初の5連覇を達成。リヨンからは熊谷のほか、フランス代表FWデルフィーヌ・カスカリーノ、ドイツ代表MFジェニファー・マロジャン、フランス代表DFワンディ・ルナールと最多4人がノミネートされた。

　男子フィールドプレーヤーでは昨年度受賞者のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ（バルセロナ）をはじめ、欧州王者バイエルン・ミュンヘンのポーランド代表FWロベルト・レバンドフスキやポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウド（ユベントス）らが選出。プレミアリーグ王者のリバプールからはセネガル代表FWサディオ・マネ、エジプト代表FWモハメド・サラー、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイクの3人に加えて、今夏バイエルンから加入したスペイン代表MFチアゴ・アルカンタラの計4人が選出されている。

　年間ベストゴールを表彰するプスカシュ賞では、トッテナムでゴール量産中の韓国代表FWソン・フンミンや昨季までバルセロナでプレーしていたアトレティコ・マドリードのウルグアイ代表FWルイス・スアレスら計11人がノミネートされている。

　授賞式は12月17日に行われる。