イブラヒモビッチの復帰はある? “待望論”へ代表監督が持論 「強烈な印象受けている」
アンデション監督がイブラヒモビッチの代表復帰に言及 「『戻りたい』という言葉を…」
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチには、今でも代表復帰への待望論がある。同国代表のヤンネ・アンデション監督は、スウェーデン紙「アフトンブラーデット」に、そのために必要な条件を語った。
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イブラヒモビッチは今年1月に前所属の米MLSロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い、ミランへと加入した。すると、いきなりチームの中心的な存在になり、後半戦の成績だけなら優勝したユベントスに匹敵する勝ち点を獲得した攻撃陣を牽引。今季開幕からは数試合の欠場はあったものの6試合出場10ゴールと強烈な成績を残している。
こうした状況に、代表復帰を待望する声もあがる。2016年欧州選手権の大会中に代表引退を表明したイブラヒモビッチは以降、招集を受けていない。その後、スウェーデン代表は2年後のワールドカップ(W杯)にはイタリアとのプレーオフを制して出場し、来年に延期された欧州選手権への出場権も獲得している。
スウェーデン代表を率いるアンデション監督は「偉大なアスリートとして示し続けているものに強烈な印象は受けているし、長い期間にわたって私たちの国のナンバーワン選手であり続けている」と称賛を送る。一方で、代表復帰については違った見解を口にした。
「まずは彼が代表チームのプロジェクトに対して関わりたいという思いを持つ必要がある。2016年、彼は私に対して明確に、これ以上は代表チームに関わらないという意志を表明した。私はそれからの年月、それを尊重している。まず、彼が『代表チームに戻りたい』という言葉を発することがスタートだろう」
10月に39歳になった年齢からも、クラブチームと代表活動の両立に対する不安を感じさせるのは事実だが、今のイブラヒモビッチが大舞台でプレーするのを見たいサッカーファンが数多くいるのも確かだろう。半年と少しで開幕する欧州選手権の舞台に、カリスマストライカーの姿はあるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)