メッシ、練習時の“孤独な瞬間”を海外指摘 「悲痛な映像」「見捨てられたように見える」
CLディナモ・キエフ戦の遠征を回避したなか、練習での“1人の瞬間”が波紋
バルセロナのアルゼンチン代表FWリオネル・メッシは、24日のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節ディナモ・キエフ戦(4-0)の遠征メンバーから外れた。休養をかねたロナルド・クーマン監督の決断だったが、エースがバルセロナで練習に臨む姿が波紋を呼んでいる。
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メッシは開幕前に退団騒動があり、直近では同僚であるフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマンとの不仲説が多くのメディアで取り上げられるなど、ピッチ外での“心労”は否めない。CLではグループステージで3連勝していること、連戦が続くことを踏まえて敵地でのディナモ・キエフ戦は休養のため遠征メンバー19人から外れた。
そのなかで、バルセロナ公式ツイッターにアップされたトレーニング動画が大きな注目を集めている。選手たちが和やかに歩いてピッチに入ってくるなか、メッシは下を向いて1人少し離れており、“心ここにあらず”な印象も受ける。
英メディア「スポーツ・バイブル」は、「バルセロナのトレーニング中に孤独に見えるメッシの悲痛な映像」との見出しで特集。「トレーニングで“見捨てられた”ように見える映像がSNSに登場。ファンはキャプテンを気の毒に思う」として、ツイッター上の意見を紹介している。
「彼は明らかに傷ついている。クラブ内外で彼をサポートする人は誰もいない」
「彼は理解が追いつかない経験をたくさんして、明らかにメンタルで疲れている」
「生涯の家と呼んだ場所で孤独を感じ、見捨てられたと感じているはずだ」
また、英メディア「GIVE ME SPORT」も「輝かしいキャリアの中で、最も厳しい時期に直面。バルサのメッシ時代の終焉を示唆しているようにも見える」と報じている。
あくまでトレーニングのワンシーンとはいえ、メッシを取り巻く環境がナーバスな状況になっているのは事実。まずは29日のリーガ・エスパニョーラ第11節オサスナ戦で、周囲の喧騒を払拭したいところだ。