ミラン本田の成長を示す確かなデータ 鬼軍曹を納得させた昨季との違いとは?

勝ち取ったミハイロビッチ監督の信頼

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は、公式戦17試合連続で先発出場を果たす一方で、今季リーグ戦1得点とゴール前で結果を出すことができていない。それでも、イタリア地元紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、本田の成長を指し示すデータを集め、「昨季よりも向上している」と報じた。

 シニシャ・ミハイロビッチ監督は本田とイタリア代表MFジャコモ・ボナベントゥーラに対する絶大な信頼を寄せている。1月の移籍市場では人件費削減のためにイタリア代表MFアレッシオ・チェルチ、スソら攻撃的MFを次々に放出する一方で補強には動かなかった。指揮官は、あまりに層が薄くなった同ポジションについて「ピッチに立てる限り、彼ら(本田とボナベントゥーラ)がプレーする」と明言している。

 本田は昨季開幕直後は、7試合6得点と大爆発。その後、今季初ゴールを決めるまで15カ月間沈黙したままだった。運動量や、戦術実践能力など黒子役としての奮闘はたびたび評価の対象となってきた。しかし、今季は、わずか1得点とゴール数を伸ばすことができず。批判を浴びることも多かった。

 

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