ビジャレアル久保の“退団報道”は憶測? スペイン大手紙「離れる意向を伝えていない」
一部メディア上での今冬退団報道を受け「AS」が見解 「もしそうであれば…」
レアル・マドリードから1年間の期限付き移籍でビジャレアルに加入している日本代表MF久保建英の退団報道について、スペイン紙「AS」は否定的な見解を報じた。
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昨季マジョルカに“武者修行”に出た久保は今季、保有権を持つレアル・マドリードから、1年間の期限付き移籍でビジャレアルに加入。ここまでのリーガ・エスパニョーラでは全10試合で出場も、先発は1試合のみ。21日に行われた第10節レアル戦(1-1)を含め、リーガでは3試合連続で途中出場させる形となっている。
UEFAヨーロッパリーグ(EL)では全3試合(先発3試合)出場で1得点3アシストをマークするなどチャンスは与えられているものの、実戦不足は否めない。こうした状況を踏まえ、スペインメディア「El Periodico Mediterraneo」は現地時間23日、久保が1月にビジャレアルを離れ、他クラブでチャンスを狙う可能性を報道。国内外で反響を呼んだなか、「AS」は同メディアの報道を引用しつつ、否定的な見解を綴っている。
「『El Periodico Mediterraneo』の報道によると、久保は次の移籍先を真剣に検討しているという。しかし、彼はビジャレアルに離れる意向を伝えていないようで、クラブは『移籍の可能性を検討するために誰からもリクエストを受けていない』と語っている。
そのため、レアル・マドリードはビジャレアルに対して、シーズン序盤にメディアが推測していたローン契約の短縮の可能性を検討するための嘆願書を提出していないようだ。週末に2つのクラブが会談していることから、もしそうであれば話し合われていたであろうことは間違いないだろう」
久保の処遇を巡っては、これまでもウナイ・エメリ監督の起用法に対し否定的な見解がメディア上で論じられてきた経緯がある。そうした流れのなかで退団報道にまで発展した形となったが、現時点で「AS」は憶測に過ぎないと見ているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)