リバプール、パス30本の“チームゴール”に反響 「戦術的に完璧」「そうそう見られない」

リバプールの華麗なパスワークの得点に脚光【写真:Getty Images】
リバプールの華麗なパスワークの得点に脚光【写真:Getty Images】

レスター戦でパスワークによる揺さぶりを披露 30本のパスからゴールにつなげる

 リバプールは現地時間22日、プレミアリーグ第9節レスター・シティ戦で3-0の完勝を収めた。上位対決で見事な勝利を手にしたなか、クラブ公式SNSはポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタのゴールに注目。「30本のパスで奪った信じられないチームゴール」と綴って動画を紹介し、反響を呼んでいる。

 昨季は30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールだが、今季は負傷者が続出して厳しい状況に置かれている。それでも首位戦線に踏みとどまり、上位対決となったレスター戦では3得点を奪っての完勝。首位トッテナムと同勝ち点、得失点差での2位につけている。

 連覇に向けて着実に調子を上げてきたことを示すのが、レスター戦の2点目だ。右サイドのスローインからスタートすると、一度はセンターバックまでボールを戻して攻撃を作り直す。その後、ゆったりとしたボール回しでレスターの隙をうかがっていたが、大きなサイドチェンジを左サイドバックのスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンが受けたところで一気にスピードアップ。寄せてきた相手DFを振り切り、左足でピンポイントのクロスを送ると、走り込んだジョッタが頭で合わせて攻撃を完結させた。

 リバプール公式ツイッターは「30本のパスで奪った信じられないチームゴール」と綴り、このゴールをスローインのところからパス数をカウントした動画を公開。返信欄では「今季も優勝だね」「戦術的に完璧なチーム」「なんてすごい選手たちだ」「そうそう見られないゴール」とファンからの称賛が相次いでいた。

 破壊力の高いウインガーが多く、スピーディーな攻撃の印象的なリバプールだが、後方のパスワークによる揺さぶりも高いレベルにある。新戦力のジョッタも完全にフィットしているだけに、今後のリーグ戦でも安定したパフォーマンスを見せてくれそうだ。

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