「クロップがヒントを残した」 南野、CLアタランタ戦の起用に英注目「3トップを形成する」
リバプールはCLでアタランタと対戦 南野の起用は…
リバプールは現地時間25日、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ第4節でアタランタとの対戦を控えている。3連勝で決勝トーナメント進出に王手をかけているなか、日本代表MF南野拓実の起用について英メディアは「クロップが起用するヒントを残した」と指摘している。
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昨季30年ぶりのリーグ優勝を達成したリバプールだが、現在は離脱者が続出。オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、イングランド代表DFジョー・ゴメス、同DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、同MFジョーダン・ヘンダーソンが負傷離脱し、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーは新型コロナウイルス感染からチームに再合流したばかりだ。
そんな状況下でも、南野は厳しい立場に立たされている。2シーズン目の飛躍を期待されて迎えた今季だったが、リーグ戦5試合の途中出場で、出場時間も計56分間にとどまっている。新加入のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが瞬時にチームにフィットし、得点を量産しているなか、日本人アタッカーの存在感は薄まりつつある。
一方、リバプールはCLで3連勝を収めており、決勝トーナメント進出に向けてリーチをかけた状況にあるため、過密日程を考慮し、アタランタ戦ではローテーションを導入する可能性を英メディアが取り上げている。
リバプール専門メディア「Rousing The Kop」は、新型コロナウイルスから回復したサラー起用の可能性を踏まえ、「アタランタ戦ではサラーがオリギ、南野と3トップを形成する可能性がある」と指摘していた。また、「南野とオリギは今節のレスター戦(3-0)の終盤に投入されたが、これはクロップが翌日の夜に両選手を起用するヒントを残した可能性と捉えることができる」と綴っている。
英紙「デイリー・エクスプレス」も「忘れられている武器を解放する準備にかかる」と見出しを打ち、「クロップが近々先発に名を連ねる可能性をほのめかした」と取り上げていた。南野としては、限られたチャンスをものにしたいところだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)