衝撃の“空手キック”が顔面直撃 南米で起きた危険ファウルに海外震撼「無謀」「恐ろしい」
アルゼンチン1部タジェレスのMFメンデス、“飛び蹴り”で退場処分
アルゼンチン1部リーグは現地時間23日にファーストステージ第4節が行われたが、そのなかの1試合で危険な顔面直撃の“空手キック”が飛び出し、海外メディアで話題となっている。
問題のシーンが生まれたのは、グループ4のニューウェルズ・オールドボーイズ対タジェレス・デ・コルドバの一戦だ。試合は前半4分にホームのニューウェルズが、元アルゼンチン代表MFマキシ・ロドリゲスのゴールで先制。アウェーのタジェレスは劣勢を強いられるなか、MFイグナシオ・メンデスは同14分に球際の競り合いで相手に後方からスライディングタックルを見舞い、1枚目のイエローカードを受けた。
そして迎えた前半アディショナルタイム4分、メンデスは敵陣での浮き球に反応。ともにボールの行方を追っていた相手FWフランシスコ・ゴンザレスが頭で触って抜け出そうとするなか、メンデスはジャンプしながら右足を高く上げた。次の瞬間、メンデスの右足裏がゴンザレスの顔面をヒットしピッチに崩れ落ちる。あまりにも危険なプレーに、主審は迷うことなくこの日2枚目のイエローカードを提示し、退場となった。
このシーンについてスポーツ専門局「ESPN」アルゼンチン版は、映像とともに「空手キッド」「恐ろしいキック」と綴って報道。同メディアの公式ツイッターでも、「メンデスは無謀なフライングキックでゴンザレスを驚かせ、2枚目のイエローで退場させられた」と伝えている。
幸いにもファウルを受けたゴンザレスは大事に至らず。試合はメンデスの退場で1人少なくなったタジェレスが、後半26分にMFトーマス・ポチェッティーノが同点ゴール。敵地で1-1と、貴重な勝ち点1を手にしている。
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