遠藤航は「本当に良い補強」 7戦無敗のシュツットガルト、好調の要因をブンデス公式が分析
ミスリンタートSDの功績に注目し、その一つとして遠藤の獲得にも言及
今季のブンデスリーガでは、2季ぶりに昇格を果たしたシュツットガルトの好調ぶりが目立っている。7試合連続無敗となっている現状にブンデスリーガ公式サイトが注目。日本代表MF遠藤航についても言及し、スポーツディレクター(SD)のスヴェン・ミスリンタート氏による称賛のコメントを紹介している。
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シュツットガルトは前節ホッフェンハイム戦で2度リードを許す苦しい試合展開となるなか、後半ロスタイム4分にDFマーク・オリバー・ケンプのゴールで3-3の引き分けに持ち込んだ。フライブルクとの開幕戦を2-3で落として以降、リーグ戦では7試合連続で負けていない。
ブンデスリーガの公式サイトは、昇格組のシュツットガルトが残留争いとは無縁のシーズンを送っているとして特集記事を掲載。そのなかで同サイトはSDを務めるミスリンタート氏を躍進の立役者であると分析している。ドルトムントやアーセナルでスカウトを務めた同氏は、これまで培った経験と人脈を活かして有望な若手選手を多数発掘。平均年齢は今季のブンデスリーガで最年少となる24.6歳であるにも関わらず、残留争いどころか来季のUEFAヨーロッパリーグ(EL)出場権も十分に狙えるチームを作り出した。
こうしたミスリンタート氏の功績の中に、シント=トロイデンから遠藤を獲得したことも含まれている。記事では遠藤について「本当に良い補強となった」と指摘し、さらに「この日本人選手は、守備の場面でのデュエル勝利数(141回中79回勝利)がブンデスリーガ最多であり、パス本数(388本)もチーム最多となっている」と活躍を裏付けるデータも紹介した。
遠藤のデュエル勝利総数は133回で現在ブンデスリーガ最多だが、それを守備に限定した場合でもリーグトップの数字。さらにパス本数の多さも考慮すると、遠藤がチーム内で非常に重要な存在となっているというのが同サイトの分析のようだ。
シュツットガルトは現地時間28日、バイエルン・ミュンヘンとホームで対戦する。ブンデスリーガ8連覇中の絶対王者バイエルンに好調シュツットガルトが挑む好カード。シュツットガルトの中心選手となった遠藤のプレーは現地でも注目されることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)