「今まで見たことない」 GK東口が脱帽、今シーズン”衝撃を受けた”ストライカーとは?

ガンバ大阪GK東口が挙げたストライカーの名前とは?【写真:高橋学】
ガンバ大阪GK東口が挙げたストライカーの名前とは?【写真:高橋学】

【G大阪GK東口順昭インタビュー】今季Jリーグで衝撃を受けたストライカーに言及 「手足が長くて、しかも…」

 J1ガンバ大阪の日本代表GK東口順昭がオンラインでのインタビューに応じ、今季のパフォーマンスを振り返るとともに、衝撃を受けたストライカーに言及した。9月にJ1通算300試合出場を達成した34歳の守護神は、「ちょっと違う感覚になりますね。あの選手は凄い」と、改めて凄さを指摘している。

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 G大阪で7季目を迎えた東口は、今季ここまでのJ1リーグ全試合に出場中。ペナルティーエリア内でのセーブ率(67.8 パーセント※Jリーグ公式サイト参照/2020年11月19日時点)でリーグ3位の数字をマークするなど安定感は健在で、Jリーグ屈指のGKとの呼び声通り、圧巻のパフォーマンスを見せている。

 今季のJリーグは、新型コロナウイルスの影響により約4カ月に渡って中断。その間、コンディション調整に不安を覚えたとも明かしたが、「今年はキャンプの時から凄く充実感があった」と東口は語る。政府発令の緊急事態宣言が解け、練習が再開されてから間もなく、これまでの感覚を取り戻せたそうだ。

「(グラウンドで練習を再開して)一発目はやたらと地面が硬く感じましたけどね。芝生なんですけど、『こんなに体打ち付けてたっけ?』と思ってしまうくらい感覚が鈍ってて」と笑って見せた東口。好調の裏には、より良いパフォーマンスを発揮すべく、自らのプレーに改善を図ったこともあると、東口は指摘している。

「GKコーチも含めて、試合の時に『もっとこうしたら良かった』とか、より細かく情報を入れるようにしたら良くなったかなと。これまでの練習の見直しを含め、それをGKコーチの人たちとピッチレベルで修正してもらえているので、そういうところが試合に出ているんじゃないかなと思います」

 リーグ戦の再開後、以前と変わらぬパフォーマンスでゴールを死守するなかで、数々のビッグセーブも飛び出した。そんななかで、今季のJリーグで最も衝撃を受けた選手について尋ねてみると、東口は柏レイソルのケニア代表FWマイケル・オルンガを挙げた。

「GK目線からしたら、手足が長くて、しかも、膝から下の振りが速い。今まで見たことがないところから足が振られてきて、しかもシュートが強いし、速い。ちょっと違う感覚になりますね。あの選手は凄いです」

 昨季、柏のJ2制覇に大きく貢献したケニア人助っ人は現在、23ゴール(24試合中)を叩き出し、得点ランキングトップを独走中。ハイペースでゴールを量産し続けるそのポテンシャルの高さに、国内屈指の守護神も舌を巻いていた。

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