レアル退団噂のMFイスコ、セビージャ興味も獲得オファーなし “87億円”高額移籍金がネックか
レアルはローン移籍の打診を受け入れる可能性も低い
レアル・マドリードからの退団が噂されるスペイン代表MFイスコ。プレミアリーグのアーセナルやマンチェスター・シティが獲得を狙っているとの噂も浮上しているが、現時点で獲得オファーは一つも届いていないとスペイン紙「AS」が報じた。レアルはローン移籍に否定的で、最大7000万ユーロ(約87億円)ともいわれる高額移籍金がボトルネックとなりそうだ。
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イスコはクラブと2022年夏までの契約を交わしているものの、ジネディーヌ・ジダン監督の下で出場機会に恵まれていないことから去就問題が過熱。すでに代理人を務める父フランシスコ・アラルコン氏が、イスコの移籍希望をクラブに伝えたとされており、1月の移籍市場でマドリードを去る決断を下したとの報道も出ている。
この決断にはレアル側も衝撃を受けたようだが、現時点で国内外のクラブから獲得オファーは一つも届いていないという。マンチェスター・シティやアーセナルなどのプレミア勢からのオファーも予想されているが、まだ具体的な動きはないようだ。
スペイン国内では、スペイン代表時代にイスコを高く評価していたセビージャのフレン・ロペテギ監督が獲得に関心を持っているようだ。ただし、イスコの獲得には移籍金6500万ユーロ(約81億円)から7000万ユーロ(約87億円)を要する見込みで、セビージャには手の届かない金額となっている。また、新型コロナウイルス禍での財政問題もあり、レアルがローン移籍の打診を受け入れる可能性も低いようだ。
スペイン屈指のテクニシャンもレアルではもがき苦しんでいる。再起を期すプレーメーカーは今冬に新天地を求めることになるのだろうか。
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(FOOTBALL ZONE編集部)