ビジャレアル、久保建英のレンタル延長を希望 レアルに2022年夏までの契約を打診と現地メディア報道
1年間のレンタルで加入したなか、早くも2022年夏までの期限延長をレアルに問い合わせ
日本代表MF久保建英はスペイン挑戦2年目の今季、保有権を持つレアル・マドリードから、1年間の期限付き移籍でビジャレアルに加入した。結果を残しているUEFAヨーロッパリーグ(EL)とは対照的に、リーガの戦いでは思うように出場時間が伸びていないが、ビジャレアルは久保のレンタル延長を望んでいるという。スペインメディア「TODOFICHAJES」が報じた。
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昨季マジョルカに“武者修行”に出た久保は、リーガ35試合4得点4アシストを記録。確かな活躍を見せ、スペイン2年目は昨季リーガ5位の強豪ビジャレアルへレンタルとなった。
リーガ序盤戦はベンチスタートが続くも、UEFAヨーロッパリーグ(EL)初戦の活躍をきっかけに、同大会では3試合(先発3試合)1得点3アシストをマーク。出番が増えるかと思われたが、ウナイ・エメリ監督は直近のレアル戦(1-1)を含めてリーガでは3試合連続で途中出場させる形となっている。
スペインメディア「TODOFICHAJES」は、「ビジャレアル、すぐにクボのレンタル延長を希望」との見出しで、ビジャレアルの動向をレポートしている。
「ビジャレアルはシーズン終了を待たずにタケフサ・クボのレンタル獲得戦線を開始しようとしており、もう1シーズン日本人選手の借りることができるかレアル・マドリードに問い合わせをした。今週末レアルの訪問を利用してカスティージャクラブの強化部がメレンゲの若手選手(久保)が少なくとも2022年夏まで続けることができるか契約を結ぶ可能性を探った」
記事では、「両クラブの幹部は数週間後に改めて話すことにしている」と伝える一方、レアルの懸念についても触れている。
「レアル・マドリードはいくつかの疑念を持っている。なぜなら数週間前までクボはエメリ監督の計算に入っておらず、来年1月に契約解消することも考えた。状況は変わって来ている」
出場時間の短さに、レアル側は不満を抱いているとの報道もあるが、果たしてビジャレアルにもう1年在籍することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)