「この男はジョークだ」 10得点のイブラヒモビッチ、78季ぶりに大幅更新した“最年長記録”とは?
イブラヒモビッチはナポリ戦で2ゴールを挙げて勝利に貢献
ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチが現地時間22日のセリエA第8節のナポリ戦(3-1)で今季4度目のドッピエッタ(1試合2得点)を達成し、早くも昨季に並ぶ10得点に到達した。衰え知らずのストライカーを海外メディアも「この男はジョークだ」と称賛している。
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新型コロナウイルスに感染して第2節、第3節を欠場していたイブラヒモビッチだが、得点ペースは全く衰えていない。強豪ナポリとの一戦でもその決定力を遺憾なく発揮し、首位を走るチームを力強く牽引した。
0-0で迎えた前半20分、イブラヒモビッチは左サイドのクロアチア代表FWアンテ・レビッチからのクロスを強烈なヘディングシュートでゴールに結びつけ、今季出場全試合での得点を継続。さらに後半9分には再びレビッチからのクロスを右足の太ももで押し込み、リードを2点に広げた。今季4度目のドッピエッタを達成し、10得点でセリエA得点ランキング単独首位に再浮上した。
イブラヒモビッチは後半に左足の太ももを痛めて途中交代を余儀なくされたが、ミランは3-1で快勝。チームも首位の座を維持している。
データ会社「オプタ」によれば、「第8節終了時点での10得点到達」に関して、イブラヒモビッチはリーグの史上最年長記録を更新したという。それまでの記録は1942-43シーズンのシルビオ・ピオラ氏の29歳だったため、39歳のイブラヒモビッチは記録を10年も塗り替えたことになる。オプタの公式ツイッターアカウントは、年齢による衰えを感じさせないストライカーを「不滅」と称した。
また、英サッカー情報サイト「Squawka」の公式ツイッターは、イブラヒモビッチが昨季はシーズンを通して18試合出場10得点5アシストという結果だった一方で、今季は6試合出場ですでに10得点1アシストをマークしていることを伝えている。ゴール数に関しては昨季比で3倍ペースとなっていることもあり、「この男はジョークだ」とその驚異的なスタッツを称えた。