ミラン名物会長のお気に入り獲得へ 白い巨人で評価を下げた元ライバルの司令塔
かつてインテルの中盤に君臨したコバチッチ
ACミランは、来季司令塔としてレアル・マドリードのクロアチア代表MFマテオ・コバチッチを獲得する可能性が浮上している。イタリア地元紙「コリエレ・デロ・スポルト」が報じている。
21歳のコバチッチは2013年にインテルに加入。背番号「10」を託され、中盤に君臨してきた。そして今季開幕前、3000万ユーロ(約36億円)の移籍金でレアルに移籍していた。ラファエル・ベニテス前監督からのリクエストで加入したコバチッチだったが、“白い巨人”ではその評価を下げている。
「マドリードではベニテス監督が欲しがったが、このクロアチア人は今まで失望させるプレーを続けている。彼の価値は落ちた。シニシャ監督と、あるいはシニシャなしでも、元インテルの選手は4-3-1-2システムの補強として適切だ。ベルルスコーニ会長が気に入っている」
記事ではそう指摘されている。ミランのシルビオ・ベルルスコーニ会長が愛してやまない2トップをコントロールするトップ下として適任だと報じられた。
ミランは、レアルがインテルに支払った移籍金36億円から値下げ交渉をもくろんでいる。昨季までライバルチームに君臨していたトップ下を獲得するのだろうか。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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