鳥栖GK朴一圭、30m疾走インターセプトに脚光で反省 「飛び出した後のパスを…」
柏戦でオルンガへのスルーパスを見事な飛び出しでカット
サガン鳥栖のGK朴一圭は、21日に行われたJ1リーグ第28節・柏レイソル戦(2-1)で勝利に貢献するだけでなく、積極果敢な飛び出しで“らしさ”を見せた。中継を担当した「DAZN」公式ツイッターが取り上げたが、本人は“直後のプレー”を反省している。
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鳥栖は後半8分、FW林大地がチームトップを走る今季8点目を挙げて先制すると、同21分にルーキーMF本田風智が今季3点目で追加点。終了間際に柏FWオルンガに被弾してクリーンシートこそ逃したが、2-1で逃げ切り11月に入って4戦負けなし(2勝2分)となった。
調子を上げつつあるチームの原動力になっているのが、10月25日に横浜F・マリノスから期限付き移籍で加入したGK朴一圭だ。4試合連続スタメンとなった柏戦では、セービング以外にも魅せた。
0-0で迎えた前半41分、柏は鳥栖の最終ライン裏のスペースを突いてオルンガへの絶妙なスルーパスが出る。オルンガへ通るかと思われたが、猛スピードでゴール前から約30メートルを疾走した朴一圭が鮮やかにインターセプトしてみせた。直後のプレーで右サイドへのロングパスは通らなかったとはいえ、ピンチを未然に防ぐ果敢なプレーだったことに変わりはない。
DAZN公式ツイッターは「すごい判断! 朴一圭がここまで飛び出した!」と動画を公開していたが、朴一圭は自身のツイッターで「飛び出した後のパスをしっかり繋げないとダメですね」と反省も忘れなかった。この投稿にはファンから多くのコメントが朴一圭に寄せられている。
「マジで助かってます。今後も鳥栖をお願いします」
「守備範囲広すぎて驚きます」
「あの判断はなかなか出来ないと思います!」
「その反省が次に繋がる」
「パギさんのプレー観てたら、キーパーの概念が変わりました」
シーズン途中の急遽の移籍だったが、新天地でも持ち味をいかんなく発揮している。