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“無所属”の香川真司、来年1月までサラゴサに滞在か 地元紙指摘「冬市場が開けば…」
今年10月に契約解除で無所属となり、新天地行きを見据えて個人トレーニングを継続
スペイン2部サラゴサを契約解除となったMF香川真司は、現在フリーの状況が続いている。新天地を求め、再び移籍市場が開く来年1月を見据えていると地元紙は伝えている。
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昨季サラゴサに加入した香川は、開幕当初こそ先発出場を重ねていたものの、シーズン中盤からは出場機会が減少。終盤にはトップフォームを取り戻し、1部昇格プレーオフでは好プレーを見せたが、チームは準決勝敗退で昇格を逃す結果となった。
2部での戦いが続くことが決まると、EU圏外枠選手で高給な香川の放出が報じられるようになり、10月2日に両者合意のうえでの退団が決定。その後は、スペイン2部サバデルやドイツ2部ハンブルガーSV、ギリシャ1部PAOKサロニカなどからの興味が報じられるも、現在に至るまで所属先は決まっていない。
香川はインスタグラムにトレーニングを続けている模様をアップしているが、スペイン地元紙「エル・ペリオディコ・デ・アラゴン」は、「カガワ、チームを見つけるために1月を見据える」と見出しを打ってレポートしている。
「カガワは何日か練習で(サラゴサの)クラブ総合練習場の施設を利用しているが、ほとんどのフィジカル練習は十分な施設のある自宅でやっている。考えとしては来年1月まで留まり、競技レベルを維持するためアラゴンの3部(実質的な4部)で練習することだが、このオプションは選手の周囲の助言から実現していない。日本人選手は、冬市場が開けば外国人枠が余っているクラブの魅力的な提示が見つかると確信している。
カガワの希望はスペインで続けること。これまでにログロニェス、カステジョン、サバデルが強い関心を示し、特に最後のチームがそうだったが現状でマーケットは閉じている。さらにブンデスリーガ2部、イタリアの可能性も除外、またギリシャ、トルコ、ブラジルに関しても同様となっている。夏からあったカタール、ロシア、MLS行きも実現しなかった」
約1カ月半後、香川の新天地決定に向けて、交渉は再び動き出すことになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)