G大阪、浦和に2-1逆転勝利で2位浮上 川崎のJ1優勝決定は次節の“直接対決”に持ち越し
後半に先制許すも宇佐美、高尾のゴールで逆転勝利
川崎フロンターレの2シーズンぶり3度目のJ1リーグ優勝は、次節の“直接対決”に持ち越しとなった。2位のガンバ大阪は22日の第28節でアウェーの浦和レッズ戦に臨み、2-1と逆転勝利。勝ち点を「58」に伸ばして2位に浮上。首位川崎と残り5試合で勝ち点差「14」として、25日に行われる第29節での川崎との直接対決に臨むことになった。
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21日の試合で川崎は大分トリニータに0-1で敗れ、この試合でG大阪が引き分け以下の場合に優勝が決まる条件になっていた。5試合ぶりのホームゲームになった浦和はFWレオナルドを先発起用した。
互いに4-4-2でマッチアップしたゲームは局面での激しさはあったもの、ゴール前のチャンスという点ではともに少ないまま進んだ。前半は27分に浦和がMF長澤和輝のラストパスからFW興梠慎三がシュートを放った場面、G大阪は同40分にCKからニアサイドでコースを変えたDF昌子源のヘディングシュートがゴールポストに当たって外れた場面くらいで、0-0で折り返した。
後半開始直後の2分に浦和は長澤のミドルがクロスバーを直撃するチャンスを作ると同17分、MFマルティノスのショートコーナーを受けたDF山中亮輔が相手最終ラインの背後にフィードすると、抜け出したDFトーマス・デンがヘディングでつないだところにフリーで飛び込んだDF槙野智章が押し込んで先制した。
一方のG大阪は同21分、浦和の攻撃後にマルティノスが戻り切れていないスペースへサイドチェンジをしてDF藤春廣輝が柔らかいクロスを入れると、FWパトリックが競って落ちたボールをFW宇佐美貴史が蹴り込んで1-1の同点とした。
オープンになり始めた展開のなかで同36分、G大阪はCKからDF高尾瑠がヘディングシュートを決めて2-1と逆転に成功した。ホームで意地を見せたい浦和は残り時間で攻め込むものの試合を振り出しに戻すには至らず。G大阪が2-1の勝利を収めた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)