ソン・フンミンは「凄まじい脅威」 暫定首位のトッテナム牽引の活躍を英メディア称賛
ソン・フンミン、今季リーグ戦9得点目となる先制点を挙げてシティを下す
イングランド・プレミアリーグのトッテナムは現地時間21日、リーグ戦第9節マンチェスター・シティ戦にホームで臨み、2-0の勝利を収めた。この試合では韓国代表FWソン・フンミンが今季9得点目となる先制点を挙げており、英メディアは「凄まじい脅威」と賛辞を送っている。
試合は前半5分、フランス代表MFタンギ・エンドンベレのパスに抜け出したソン・フンミンが、シティのブラジル代表GKエデルソンの股を抜く左足シュートで先制。後半にはアルゼンチン代表MFジオバニ・ロ・チェルソも加点し、強豪シティ相手に2-0で完勝している。
この勝利によってトッテナムは暫定ながら首位に浮上。チェルシーに次ぐリーグ2位の21得点と破壊力抜群の攻撃陣がチームを牽引しているが、その原動力となっているのがチーム総得点の約半分を叩き出すソン・フンミンだ。英公共放送「BBC」は「凄まじい脅威」とそのパフォーマンスを称えたうえで、トッテナム躍進の理由を次のように分析している。
「ソン・フンミンは今季の公式戦ですでに11得点を記録しており、さらにはハリー・ケイン、ギャレス・ベイルもいる。そして、ジョゼ・モウリーニョ監督がチームにもたらすいくつかの“特性”により、打ち破るのが難しいチームになっていると言えるだろう」
ここまでリーグ戦9得点のソン・フンミンは、消化試合数に差があるとはいえ、リバプールのエジプト代表FWモハメド・サラー、レスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・バーディ、エバートンのイングランド代表FWドミニク・キャルバート=ルーウィンの8得点を抑えて得点ランクトップ。今、プレミアリーグで最も“旬”な選手と言っても差し支えないだろう。
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