苦境のバルサにさらなる痛手… DFピケ、膝の負傷で6~8週間の離脱とスペイン紙予想
アトレティコに0-1と敗れて今季3敗目を喫するなか、ピケも負傷交代となる不運
バルセロナは苦しい2020-21シーズンを過ごしているが、さらなる苦境に陥りそうだ。現地時間21日に行われたリーガ・エスパニョーラ第10節アトレティコ・マドリード戦で0-1の敗戦を喫し、公式戦8試合目で早くも3敗目。結果に加えて痛手となりそうなのは、守備の要であるDFジェラール・ピケが膝の負傷で長期離脱を強いられるのでは、という見立てだ。
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この日の試合は今夏バルサを構想外となりアトレティコに移籍したウルグアイ代表FWルイス・スアレスが新型コロナウイルス感染によって欠場。“リベンジマッチ”とはならなかったものの、好調のアトレティコが前半アディショナルタイムに先手を取る。アルゼンチン代表MFアンヘル・コレアからのパスを受けたベルギー代表FWヤニック・カラスコがバルサのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンをかわしてゴールに蹴り込み、先制点を奪った。
最低でも勝ち点1を確保したいバルサは後半、17歳のMFペドリに代えてブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョを送り込んだものの、先発出場したアルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、フランス代表FWウスマン・デンベレらがゴールを奪えず、敗戦を喫した。
何よりも不運なのは、ピケの負傷退場だろう。後半14分、スペイン代表DFジョルディ・アルバに倒されたコレアがピケの右足にかかる形となる。結局3分後にはアメリカ代表DFセルジーニョ・デストとの交代を余儀なくされた。
バルサ贔屓紙で知られる「ムンド・デポルティーボ」は、膝を痛めたとみられるピケの離脱期間を6~8週間と予想している。バルサは攻撃の要として期待されたスペイン代表FWアンス・ファティも膝に重傷を負って全治3~4カ月と見られているだけに、ロナルド・クーマン監督にとっては調子の上がらないチームのなかで、さらに悩みの種が増えることになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)