メッシ、C・ロナウドとプレー経験のあるテベスが2人を比較 「才能に磨きをかけているのは…」

チームメイトとして見てきた二大スターの姿

 ボカ・ジュニアーズのアルゼンチン代表FWカルロス・テベスが、世界最高の選手と比較されるバルセロナのFWリオネル・メッシとレアル・マドリードのFWクリスティアーノ・ロナウドについて語った。その両者とチームメイトとして戦った経験のあるテベスは「メッシは才能に磨きをかけている」と語り、ロナウドに比べて努力をしていると明かした。スペイン地元紙「マルカ」が報じている。

 テベスはアルゼンチン代表でメッシと、マンチェスター・ユナイテッドでロナウドとともにプレー。それぞれのことを近くで見てきたストライカーが、2人のスーパースターについて分析した。

 テベスはその中で、ロナウドもハードワークして、真面目にトレーニングを積んでいると認めた上で、メッシのほうがより選手として努力を重ねていると語っている。

「メッシは才能に磨きをかけている。例えば、彼は初めの頃はフリーキックで得点を決めていなかった。しかし練習を重ね、今では(FKで)得点を重ねている。クリスティアーノは、才能以上にハードワークによる恩恵を受けているとは思わない。ここ数年、メッシは食事に気を使っていて、コーラとかそういったものを一切やめたんだ」

 メッシは歴代最多5度のバロンドールを受賞。ロナウドも3度受賞するなど、ともに現代サッカー界を牽引してきた。それでもテベスの目には、メッシがより努力をしてきたと映っているようだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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