韓国のC・ロナウド「欠場騒動」に続報 さらに162人に賠償命令「回復できない精神的苦痛」
すでに2人への賠償命令が出ているなか、追加で162人に5万ウォンの支払いが命じられる
ユベントスのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが、2019年7月26日のKリーグ選抜戦でベンチに座ったまま出場せずに終わり、韓国ファンによる訴訟へと発展していた問題で、主催者にさらなる賠償金の支払いが命じられたという。
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昨夏にユベントスはアジアツアーを敢行し、19年7月に韓国のKリーグ選抜とプレシーズンマッチを実施。同月24日に中国で行われたインテル戦でフル出場していたロナウドは、疲労を理由にKリーグ選抜戦を欠場した。ところが45分間の出場契約があったと韓国で報じられ、怒りを募らせたファンが主催会社「ザ・ファスタ」を相手取って損害賠償訴訟状を提出していた。
2月の時点ですでに原告の要求が認められ、2人のファンに対する37万1000ウォン(約3万4000円)の損害賠償の支払いが命じられていた。しかし韓国公共放送「KBS」などによると、20日にさらに162人のファンに対して精神的苦痛を与えたとして、5万ウォン(約4700円)を支払うように新たに判決が出たという。同メディアは「原告らはロナウドを生で見ることを期待し、高い金額のチケットを支払ってソウルまでやってきたが、ロナウドはまったく出場していなかった。財産的損害の賠償だけでは回復できない精神的苦痛を受けたと裁判所は説明した」とのこと。こうした訴えが認められ、主催者側の敗訴となっている。
19年の夏に一大騒動に発展してしまったロナウドの欠場。1年以上が経過しても、その余波は収まり切ってはいないようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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