闘病乗り越えたミハイロビッチが自伝出版、イブラがメッセージ 「彼は自分よりも強い人間」
イブラヒモビッチ、白血病を乗り越えてボローニャで指揮を執るミハイロビッチを称える
日本代表DF冨安健洋が所属するイタリア・セリエAのボローニャを率いるシニシャ・ミハイロビッチ監督は先日、自伝を出版した。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が主催した記念イベントには、ACミランの元スウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチがメッセージを寄せている。
【PR】学生向けのお得プランが新登場!ABEMA de DAZN 学割キャンペーン、通常年額の半額でAFCアジア予選・日本代表戦、欧州リーグなどが視聴可能に
ミハイロビッチ監督は現役時代にサンプドリアやラツィオなどで活躍。引退後は指導者の道に進み、インテルでアシスタントコーチを務めた後にACミランも率い、現在はボローニャを指揮している。
イブラヒモビッチとミハイロビッチ監督は、インテル時代に選手と指導者の関係で固い絆で結ばれたという。そして、今年1月に前所属の米MLSロサンゼルス・ギャラクシーとの契約満了に伴い欧州への復帰を模索したイブラヒモビッチに対し、ミハイロビッチ監督は獲得オファーを出していたとストライカーは語った。
「彼はイブラを獲得するためにできることを全てした。その時点で、引退するかどうかを先に考えていた。シニ(ミハイロビッチ監督の愛称)には正直でありたいから、以前ほどは走れないと伝えた。そして、彼のためなら無給でプレーすると。ただ、最終的にはヨーロッパの舞台でのプレーを続けたく、ミランを選んだ」
さらにイブラヒモビッチは、昨年に白血病と戦ったミハイロビッチ監督について「彼は自分よりも強い人間だ」と、その闘病生活を乗り越えた精神的な強さを称えていた。
場合によってはボローニャで冨安とチームメートになる可能性もあったイブラヒモビッチだが、現在はミランがリーグ戦で首位を走る原動力になっている。ミハイロビッチ監督もまた、病気を乗り越えてボローニャと厳しいセリエAの戦いを続けている。
[ftp_del]
[/ftp_del]
(FOOTBALL ZONE編集部)