21日にビジャレアルとレアルが激突　「久保のスペシャルマッチ！」とリーガ公式も注目

　ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、現地時間21日のリーガ・エスパニョーラ第10節で保有元のレアル・マドリードとホームで対戦する。現時点で2位のビジャレアルと4位レアルが激突する上位対決としても注目を集める一戦を前に、リーガ公式SNSは「久保のスペシャルマッチ！」と綴り、両チームのユニフォームを身にまとって向かい合う画像を投稿している。

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　名門バルセロナの下部組織に所属した久保は、2019年夏にFC東京からレアル・マドリードに完全移籍。そのシーズンの開幕直後にマジョルカに1年間の期限付きで移籍すると、リーグ戦35試合4得点4アシストと存在感を示した。今シーズンは昨季リーガで5位に入ったビジャレアルへ期限付き移籍し、ここまではレギュラー獲得には至っていないものの、UEFAヨーロッパリーグ（EL）では3試合すべてに先発し、1得点3アシストを記録するなど実力の片鱗を見せている。

　そんな久保にとって、大きな意味を持つ一戦がやってくる。本拠地に王者レアルを迎える一戦は、レンタル中の久保にとっては“保有元”に対する絶好のアピールの場。マジョルカ時代の昨季も6月にレアルと対戦した際には、0-2で敗れたものの、得意のドリブル突破でチャンスを演出し評価を高めた。

　今回も活躍が期待されるなか、リーガ公式SNSは「久保のスペシャルマッチ！」と記して1枚の画像を投稿。ビジャレアルのユニフォームを着て腕組みをする久保が、鏡に写ったレアルのユニフォームを着た久保と向かい合っている構図となっている。リーガ公式ツイッターとインスタグラムの投稿のコメント欄には、「洒落てる」「未来」「日本のキング」といった声が寄せられていた。

　今回の“保有元”レアルとの一戦で、久保はどんなプレーを見せてくれるのか。リーガ公式SNSが反応しているとおり、日本だけでなく、海外でも久保にとっての特別な一戦として注目を集めているようだ。