ジルー代理人、ランパード監督の起用法に不満 「フェアじゃない」「アブラハムを選んでいる」
公式戦6試合1ゴールのジルーについて代理人が指揮官の起用法に言及
チェルシーのフランス代表FWオリビエ・ジルーの代理人が、イングランド代表FWタミー・アブラハムにより多くのプレー機会を与えているフランク・ランパード監督の起用法に「不公平」と不満を口にしている。英紙「デイリー・ミラー」が伝えた。
2018年のロシア・ワールドカップ(W杯)優勝メンバーの一人であるジルーは、同年1月にアーセナルからチェルシーへ移籍。34歳となった今も的確なポストプレーは健在で、昨季までに公式戦88試合28ゴールを記録するなどしてチームに貢献してきた。
しかし、今季は新加入のドイツ代表FWティモ・ヴェルナーがランパード監督のファーストチョイスとなり、セカンドチョイスもグランド代表に選出されるまで急成長を遂げたアブラハム。ここまで公式戦6試合に出場し1ゴールを決めているジルーだが、先発したのはカラバオカップ(リーグカップ)の1試合のみとなっていて、ジルーの代理人であるマイケル・マヌエロ氏は納得がいかない様子だ。
マヌエロ氏はフランスメディア「フット・メルカート」で、「フランク・ランパードは明らかに、ジルーよりもタミー・アブラハムを選んでいる。昨季のオリビエの成績を見れば、フェアでないことは明白。しかし、彼(ランパード)に権利があるので、彼のチョイスだ」とコメント。
そして、「ここ5カ月で様々なことが起きた。この2カ月間のことだけを見て、その前の3年間のことは忘れるなどということはできない」としつつも、今の状況が続くのであれば移籍も視野に入れていると語っている。
果たして、出場機会を求めて新天地へ移ることになるのだろうか。今後の去就に注目が集まる。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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